sabu18’s blog

我が子を諦めて心の整理をするためのブログ

妊娠初期にコロナになった

私の場合の話なので、ひとつのケースだと思ってください。

ただの心の整理の話なので、記憶違いがある場合があります。
 
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妊娠10週に入った頃、つわりも辛く、精神的にも辛く、
入職一ヶ月で病棟看護師の仕事をやめてしまった。
入職したら妊娠してました。特に仕事ができるわけでもないパートのほぼ新人看護師。
出勤したと思ったらつわりが辛いので横にさせてください。
休ませてください。ちょこちょこ休憩室に行き、何かをつまんで食べている。
周りは優しかったが、勉強もままならず、そんな状態で自分が許せなかった。
よくある前残業も辛くて始業15分前に病棟にいる状態で、
周りはすでにバイタルに回ったり、点滴繋げてたり、
内服をチェックしていたりと業務を勧めていた。
そんななかで情報収集なんかできなかった。
患者さんの創部や排泄物の臭いもしんどかったので、一時的に入れない処置もあった。
 
これは流石にまずいと思い診断書が欲しくて、産院に行ったが
吐いてもない、食べられるものもある。
体重も減ってないので、吐き気止めで様子見してください」で、終わった。
母健連絡カード(母性健康管理指導事項連絡カード)の存在は知ってたが、
それを提案する気力もなく、薬をもらって、気持ち悪さに耐えながらすごすご帰った。
もう迷惑ばかりかけてるし辞めるしかないなと考えてた。
通勤してる時に優先席に座ったが、香水のきつい女性が隣に座り、気持ち悪いスイッチが入った。
吐けないのでただひたすら気持ち悪いのに耐えるしかなくて、
駅のベンチで一時間横になり、結局仕事には行けなかった。
 
正直子供が小さいこと、障害があるのではなかということ、
流産するのではないかということもすごく心配で不安で辛かった。
 
妊娠初期のつわりの時期、仕事を無理やりする必要なんかあったんだろうか。
栄養が取れているので働けますという医師の判断は間違っていた気がする。
あのとき、悪阻のひどい一ヶ月だけ休ませてくれれば、頑張りたかったのが本音だ。
 
ドイツで妊娠初期を過ごした妹はつわりがしんどいと伝えたら、
すぐに診断書が出て、休むことができていた。
辛さはそれぞれだと思うが、妹いわく
ねねのほうがつわりは辛かったと思う。
ねねもあたりまえに診断書がもらえると思ってた。」
これは日本とかの問題なのか、その医師の判断によるのかわからないが、
妊娠初期のしんどい時期、妊婦さんが辛いと思ったら診断書を出してほしいと思った。
 
パートを辞め、夫に喚き散らし、「子供を残してもう死にたい」と話してしまった。
さらに過呼吸にもなり、これはもう心療内科待ったなし、
行かなきゃと考えていたところに、コロナに罹患した。
スーパーと家にしかいなかったのに、一体どこで感染したのかも不明だった。
 
夫は陰性だったため、完全に家庭内隔離をしなくてはならなくなった。